「せっかく#name1#って指定したのに、3段落目でもう『花子』に変わってる……」
冒頭ではタグが残っていた。中盤から固有名詞に変わり、終盤は「彼女」。全体手順は「夢小説の書き方ガイド」参照。この記事では名前変換の維持に絞る。
ChatGPTが名前変換タグを捨てる原因
1. タグを仮名と誤認。 #name1#を仮置きと判断し「美咲」に変える。
2. 長文で指示が薄まる。 2,000字超で「自然な小説」が優先されタグ維持が押し負ける。
3. タグ表記の揺れ。 #name1#と[[名前]]と〇〇(名前)が混在し「固有名詞で統一」と判断する。
ChatGPTの名前変換を維持するプロンプト設計
名前変換ルールをプロンプト最上部に置き、タグを1種類に固定する。コピペ用の例。
【名前変換ルール—最重要】
- 夢主は必ず「#name1#」表記。代名詞・固有名詞不可。最後の1行まで有効
【推しキャラ設定】
倉橋 樹/34歳/ホテルコンシェルジュ/一人称:俺
独占欲は強いが言葉にしない。行動で距離を詰める
【シーン】
ペンションのラウンジ、午前1時。#name1#が眠れずに下りてきた。
自分の推しで埋める空テンプレート:
【名前変換ルール—最重要】
- 夢主は必ず「{変換タグ}」表記。代名詞・固有名詞不可
【推しキャラ設定】
{名前}/{年齢}歳/{職業}/一人称:{一人称}
{性格を2文で}
【シーン】
{場所}、{時間帯}。{状況を2文で}。
全パターン(記入例+サイト別タグ対応表)はBL Prompt Kit(BOOTH)で公開している。
タグなしの「美咲は立っていた」は他人の物語。タグありの「#name1#が入口に立っている」は読者の名前が入り、小さな行動が自分への特別扱いになる。
ChatGPTメモリ機能で名前変換を固定する
メモリに記憶させる。 「これを記憶して:夢小説では夢主を#name1#と表記。代名詞・固有名詞不可」と送信。以降の新規チャットで自動適用。
カスタム指示に書く(安定)。 Settings → Personalization → Custom instructionsの下段に同じルールを追加。メモリは上書きリスクがあるため確実に固定したいならカスタム指示。詳しくは「ChatGPTメモリで設定を記憶させる方法」参照。複数AIで推しを使うならキャラノート(β)で管理できる。
ChatGPT名前変換のよくある質問
Q. 途中でタグが固有名詞に変わったら? 「美咲をすべて#name1#に修正して」と送る。長編は1,500字ごとに「タグ維持を確認して」と挟む。
Q. Web掲載サイトのタグ形式に合わせるやり方は?
掲載先のタグに合わせて出力させればコピペで動く。フォレストページ+は$name1$、魔法のiらんど・自サイトは#name1#(JSのreplaceAllで置換可)。推し設定は「推し設定をAIに伝える方法」参照。
まとめ
- 原因は「仮名と誤認」「長文で指示が薄まる」「タグ表記の揺れ」の3つ
- 名前変換ルールをプロンプト最上部に置き、タグを1種類に固定する
- カスタム指示に登録すれば毎回の書き直しが不要
テンプレートの全パターンはBL Prompt Kit(BOOTH)で。夢小説全体の流れはnoteの解説でも読める。
CharaNote開発日記
「AIに口調を守らせたい」——この記事で紹介したテンプレートを、もっと直感的に管理できるツールを作っています。
CharaNoteは、キャラ設定シートをAIが読める形式で保存し、どのAIツールにもワンクリックで渡せるキャラ管理アプリです。現在クローズドβに向けて開発中。
進捗や先行アクセスの案内はCharaNote公式で。