AI創作ラボ

AIで小説を書くための実践ガイド

2026-03-31AI小説 AI臭い 直し方

AI小説の「AI臭い」を直す方法——感情説明をやめるだけで文章が変わる

「……読めるけど、何も残らない」

設定も展開も悪くない。なのに引っかかる一文がない。原因——AIが感情を「説明」している。

AI臭さの正体は感情の直接説明

岩瀬は落ち込んでいた。立花が声をかけてくれて、少し楽になった。

「落ち込んでいた」「楽になった」——感情の説明文。読者の余白がない。これがAI臭さの正体。

演出ルール3行で直す

プロンプトに追加する。

【演出ルール】
- 感情は説明しない。動作・沈黙・小道具だけで表現する
- 「嬉しかった」「悲しかった」等の心情説明は禁止
- 感情が高ぶるほど言葉を減らし、動作を小さくする

同じシーンの出力比較。

before 岩瀬は落ち込んでいた。立花がコーヒーを持ってきて、嬉しかった。

after 自販機の前で、缶に触れたまま動かない手があった。立花は何も言わずに隣のボタンを押した。ガコン、と音が廊下に響く。 「……ブラック?」 「いつもそうでしょ」 違う。微糖派だ。訂正する気力がなかった。

▶ 変えたのは「感情を説明する代わりに、仕草と小道具で見せる」だけ。

beforeは「嬉しかった」と書く。afterは感情を一度も書いていない。だが、間違ったコーヒー、訂正しない沈黙——読者がそこから感情を読み取る。この手法の段階的なアプローチは「ChatGPT小説の感情描写のコツ」で解説している。

beforeはカメラが引いたロングショット。afterは「缶」「廊下の音」にカメラが寄る。焦点を絞ると読者が引き込まれる。演出ルールは「カメラを寄れ」という指示書。このテンプレートの全パターンはBL Prompt Kit(BOOTH)に収録。

自分のシーンで使う空テンプレート

【キャラ】{キャラA}: {職業}。{性格の核}
【場面】{場所}。{状況(1文)}
【演出ルール】
- 感情は説明しない。動作・沈黙・小道具だけで表現
- 心情説明は禁止
【禁止事項】{言わせたくないセリフや展開}

口調崩壊の対策は「AI小説の口調が崩れる原因と防ぐ方法」で。

まとめ

AI臭さはプロンプト構造の問題。演出ルール3行で感情説明が動作描写に変わる。

全テンプレートはBL Prompt Kit(BOOTH)に記入例付きで収録。BL小説の書き方はnoteでも解説: ChatGPTでBL小説を書く方法

CharaNote開発日記

「AIに口調を守らせたい」——この記事で紹介したテンプレートを、もっと直感的に管理できるツールを作っています。

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