「……また"僕"に戻ってる」
1章目は「俺」だった推しが3章目で「僕」に。設定を構造化して優先順位つきで渡すのが鍵。
ステップ1: 推しの口調を「表と裏」の二層で渡す
「性格: クール」では足りない。推しの表と裏を分離する。
【推しキャラ設定: 冴島 匠(29歳・水族館飼育員)】
■ 口調ルール(最重要)
- 一人称: 俺(あなたの前)/ 僕(来館者対応時)
- 語尾: 〜だろ、〜じゃん(素)/ 〜ですよ(接客)
- 禁止語: 「好き」「会いたかった」「寂しい」
- セリフ例:
「……また来たの。律儀だね、あんた」
「触んな。……いや、手、冷たいから」
- 演出: 感情は仕草と沈黙で見せる
「僕」と「俺」を場面で分離するとGeminiが使い分ける。詳しくはAI夢小説の推し設定で。
空テンプレート:
【推しキャラ設定: {名前}({年齢}歳・{職業})】
- 一人称: {素のとき} / {人前}
- 語尾: {素のとき} / {人前}
- 禁止語: {推しが言わなそうなセリフ}
- セリフ例:
「{平常時}」
「{感情が揺れたとき}」
全パターン記入例付きフルキット(4枚セット)はBL Prompt Kit(BOOTH)で公開している。
ステップ2: 夢主を「反応装置」として設計する
夢主の口調が未定義だとGeminiはNPCにする。敬語が崩れるトリガーを仕込む。「生き物の話をしているときだけ敬語が崩れる」と書けば口調に動きが出る。
ステップ3: 前の章を貼ってからシーンを指示する
ChatGPTでは1シーン1指示。Geminiでは前の章を丸ごと貼ってから次を指示。200万トークンで前章を覚えているから地続きになる。
before — 冴島は優しく微笑んだ。「僕はここが一番好きなんだ。嬉しいよ」
after — 「……閉館だよ」視線だけがこちらに向く。「帰んないなら——裏、来る?」目が合う前にそらされる。
▶ 変えたのは「口調の二層構造」と「演出ルール」だけ。口調崩壊の防止策はAI小説の口調が崩れる原因と対策で。名前変換タグが途中で消える問題はChatGPT夢小説の名前変換を崩さない方法で対策できる。
まとめ
- 口調を「表と裏」の二層で渡す——一人称・語尾・禁止語を分離
- 夢主に敬語崩壊トリガーを仕込む
- 前章を貼ってからシーン指示——200万トークンで文脈維持
フルキット(4枚組)はBL Prompt Kit(BOOTH)で公開中。noteでも解説: ChatGPTでBL小説を書く方法。
CharaNote開発日記
「AIに口調を守らせたい」——この記事で紹介したテンプレートを、もっと直感的に管理できるツールを作っています。
CharaNoteは、キャラ設定シートをAIが読める形式で保存し、どのAIツールにもワンクリックで渡せるキャラ管理アプリです。現在クローズドβに向けて開発中。
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