「ChatGPTで使ってたプロンプト、Geminiにそのまま貼ったんだけど……薄い」
口癖が出てこない。前の章が反映されない。Geminiは「渡し方」が違う。
ステップ1: キャラ設定を圧縮せず全項目渡す
設定を圧縮せず全項目渡すほうが出力の解像度が上がる。
【キャラ設定: 堂本 慎一(41歳)】
- 職業: ビスポーク靴職人
- 口癖: 「それはそうと」(話題を変えるとき)
- 絶対に使わない言葉: 「急ぎましょう」(靴作りに急ぎはない)
- 矛盾: 完璧な靴を作るのに自分の靴はボロボロ
「矛盾」と「禁忌」が鍵。 矛盾があるとAIは「見せよう」とする。AI小説のキャラクターの作り方の禁忌設定と同じ原理。
自分のキャラで使う空テンプレート。
【キャラ設定: {名前}({年齢}歳)】
- 職業: {職業と肩書き}
- 口癖: 「{セリフ}」({どんなときに出るか})
- 絶対に使わない言葉: 「{セリフ}」({なぜ使わないか})
- 矛盾: {表面の性質と裏の行動のギャップ}
【2人の関係性】
- {出会いの経緯}。{現在の距離感}
記入例と矛盾パターン集はBL Prompt Kit(BOOTH)のフルキットに収録。
ステップ2: 前のシーンを全文添えて次を生成する
ChatGPTでは前の場面の「あらすじ」を渡す。Geminiには本文をそのまま貼れる。あらすじは「ディテール」を捨てる。場面をつなぐのはそのディテール。100万トークンなら圧縮損失ゼロ。ChatGPTとClaudeの小説比較と合わせると使い分けが見える。
ステップ3: 文体ルールで出力を絞る
Geminiは指示がないと説明的になる。心情説明が混ざる。
【文体ルール】
- 1段落は3文以内
- 沈黙は「……」ではなく動作で表現する
- 比喩は1シーンに1回。五感に基づくもの
心情説明が動作描写に変わる。AI小説のAI臭さを消す方法の演出ルールのGemini版。
まとめ
- 設定の圧縮をやめる。矛盾・禁忌・関係性を全項目渡す
- 前のシーンは「あらすじ」でなく「本文」を添える
- 文体ルールで「書くな」を具体的に指定する
キャラ設定・文体ルールの全パターンはBL Prompt Kit(BOOTH)に収録。Gemini・ChatGPT・Claude対応、記入例付き。BL小説の書き方はnoteでも解説: ChatGPTでBL小説を書く方法。
CharaNote開発日記
「AIに口調を守らせたい」——この記事で紹介したテンプレートを、もっと直感的に管理できるツールを作っています。
CharaNoteは、キャラ設定シートをAIが読める形式で保存し、どのAIツールにもワンクリックで渡せるキャラ管理アプリです。現在クローズドβに向けて開発中。
進捗や先行アクセスの案内はCharaNote公式で。